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《LESSON REPORT》鈴木竜 / CONTEMPORARY

 

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このクラスでは、まず45分かけて体をほぐし温めていく。

スタジオにある鏡はあえて使わず先生を囲む様にして、

言葉に反応しながら各々のペースで体づくりをしていく。

呼吸を使いながら関節1つ1つをはがし、動きはだんだん大きくなっていく。

 

 

膝のクッションを使うことを常に意識しながら、

床と足の裏が接する瞬間を大事にすることを何度も声かけされ、

より自分の軸を確認できたり、動きの1つ1つに繊細さが生まれていった。

鏡を意識しないことで、視覚的に囚われることなく自由に殻を破ることができ、

早い段階で心も体も開放することができた。

 

水中にいることをイメージし、体は”表面的”ではなく、

”立体的”に自分の体をそして空間をも動かしていくことができる。

「イメージすること」の大切さをこのウォーミングアップの時点で痛感させられた。

 

十分に体をほぐしたところで、コンビネーションへと移っていく。

今回の振り付けは5拍子の邦楽に合わせて。

普段はあまりカウントにはめて振りは作らないそうだが、

この珍しい5拍子の曲に、あえてカウントにはめて作ったという。

この振り付けが進む中でも、1つ1つの動きに対してとにかく”イメージ”が強く、

ただの手足の動きにならない様に丁寧にそのイメージを伝えてくれる。

無駄なニュアンスは排除していき、

よりその振り付けのイメージが見ている人へ明確に伝わる様、

良い例と悪い例を提示しながら分かりやすく教えてくれた。

 

全体的に流れのある振り付けの中でも、どう体を使うとより大きくみえるのか、

止めと動きのメリハリをつけられるのか、具体的な言葉と体を使い説明してくれた。

イメージが明確な動きというのは、そうでない動きと比べて体の説得力が違う。

竜さんはその体の説得力がとても強いダンサーだからこそ、見て学ぶこともできるだろう。

 

そして面白いのが、あっと驚く音の取り方、そして振り付けの斬新さだ。

なかなか他のレッスンでは味わえない様な意外性のある振りを、竜さんは淡々とやらせてくれる。

このクラス内であればウォーミングアップの時点で恥じらいは全て捨てているので、

スッと挑戦できてしまうのが不思議。

 

「ここが見せ場だ!」というところで張り切りすぎずサラッと魅せ、

「ん?ここでそんな見せ方するか?」というところでビシッと決める。

そんな少しレベルの高い表現の仕方まで教えてくれるので、

普段意識してこなかった”見ている人の感覚を裏切る”などの高度な考えも勉強になる。

 

レッスンに求めるものは人それぞれではあるが、

体の使い方やテクニックを学びたい人はもちろんのこと、

普段なかなか意識できないハイレベルな表現方法まで

学べてしまうのがこのクラスの特徴なのではないか。

 

 

(written by staff Rina Kobayashi)

 

 

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