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《LESSON REPORT》石神ちあき / CONTEMPORARY BASIC

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首や腰などの関節を中心とした丁寧なウォーミングアップからはじまる。段々と可動域を広げていくため、この時点で身体はかなりあったまり汗もかき始めた。
このクラスはその日その時間で先生がテーマを決め、そのテーマにひたすら沿って進めていき、最後にコンビネーションへと繋がっていく。
 
今回のテーマは脚の【ターンイン】と【ターンアウト】
足を自分の前に上げながら、股関節をインとアウトにコントロールし、バランスをとる。
一見、基本的なトレーニングのように見えるその動きを、石神ちあきは"踊り"と呼んでいた。
 
今度はそこに【全身を小さくする↔大きくする】
という動きを加えることで、段々とひと流れの動きとなっていく。
そのひと流れの展開を音のカウント内で収め、何度も何度も繰り返し行う。1つの決まった動きではなく、その場その場で自分のなかから生まれた【小さく↔大きく】【ターンイン↔ターンアウト】を組み合わせることが許容された。
 
そして最後に、それまでのコンビネーションに、新たに全身のアイソレーションを使った動きを組み合わせることで、この時間の集大成となる即興の時間を楽しんだ。
 
ひとつ言われたことに対して、同じ視点から見るも良し、反対の視点から見るも良し、さらに大きく視野を広げ抽象化するも良し。まさに頭も身体もフルに使いながら、自分の中から出てくる一挙手一投足を確かめていく。
 
このクラスを「BASIC」と呼ぶにはそこそこのスキルそしてキャリアが必要になってくるのではないか。普段のクラスでは感じられない自分の身体との対話を大切にし、内に籠らず外へとエネルギー放っていく。人に見られることや"踊る"ということを今一度深く考えされる時間となった。
 
(written by staff rina kobayashi)