【PRISON WORKSリハーサルレポート】
▶︎囚人番号1026 『黒須洋壬』
ようこそPRISON WORKSへ。
捕われている囚人達の監視経過を報告する。
本日は囚人番号、0126番 黒須洋壬の監獄へ…
まずは少し様子をお見せしよう。
各パートごと念入りにチェック。細部までこだわり抜き、妥協はない。
黒須からの熱い指導が入る。
何度も直し、通す。納得いくまで繰り返す。
終盤になるにつれ、どんどん全員の気持が高ぶっていく。
そして、
なんだろう。
この作品の独特の空気感は。
全身からゾクゾクと興奮で震え上がる感じ!!!
1シーン1シーン本当に力強くてカッコイイ。
“熟成された大人の世界”に引き込まれる。
心ごとごっそり持っていかれてしまった。。。
4分間、心臓のバクバクが止まらなかった。
ああ、終わってしまった。でもこの空虚感すらも心地良い。
まだ観たい。いつまででも観ていたい。
そんな黒須洋壬の作品。
リラックスモードな時は皆から笑顔が溢れる。
「感情ありきで踊っていくのではなく
踊り、つくり込んでから感情を入れていく。」
ー黒須洋壬ー
この言葉にはかなり深い意味がある。
感情から入ると、感情任せで踊ってしまうが
まずはしっかり踊って魅せることをできるようになった後に感情をのせる。
囚人達もかなり気合いが入っているようだ。
果たして
こんな罪な作品をつくり上げた黒須洋壬
完璧に踊り、表現する囚人15人は
脱獄なるのだろうか・・・
最後に集合をかけ、本日の記録とする。
以上経過報告を終了する。
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今回は選ばれた20名の先生方が創り上げるPRISONWORKS。
あなたもこの罪を目撃しませんか?
ドンミシッ!!!
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