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JuNGLEの部屋【第二回目GUEST:MAR】

 

J:ようこそお越しくださいました。

「JuNGLEの部屋」2回目のゲストはMAR先生にお越し頂きました!!

早速、色々なお話を伺わせて頂けたらと思います。

宜しくお願いします。

 

M:はい、宜しくお願い致します。

 

J:では、まず始めに、クラスはどんな風にやってらっしゃるのですか?

 

M:WORKSでは、キッズクラスを6クラス、大人クラスを二つで合計8クラスやっています。

 

J:アタシも初級や通常クラス、アドバンスと色んなクラスを持っているのですが、MARくんはどんな内容のクラスなのですか?

 

M:キッズのリトルは、幼稚園生でまだダンス始めたばかりの子達ですね。

キッズHIPHOPは、高学年クラスと低学年クラス、中学生もいる上級クラス、LOCK、BREAK、大人はBREAKとHIPHOPをやっています。

大人クラスにはTEENSも来たりしていますね。

 

J:同じスタジオで沢山のジャンル、レベル分けが出来ているのはいいですね~。

子供が受ける流れが出来てていいね!!

 

M:今まで大人のクラスは持ってなかったから、大人クラスを増やしたんです。

中学生の子達が卒業してから受けられるクラスが無くて、他の先生に習うかしか無い、、、という話から、スタジオからのオファーもあり、WORKSで大人クラスも増やしました。

ここは、新規の大人や、昔教えてた生徒とかが来てくれたりしています。

 

J:へ~、いい流れだね~。

MARくんの生徒(JuNGLEさんの中ではお友達♡)のイサキくんは、BREAKIN’の動画をよくinstaにアップしたりしているから、アタシも凄くよく見ています。

 

M:あの子も、小学1年生の時から教えてるんです。俺のナンバーを初めて見たときに感動してくれたらしく、お母さんにお願いして、「自分のお年玉使っていいからMAR先生の発表会に出たい!!」って言ってくれて、そこからずっと来てくれてます。

 

J:今は何年生??

 

M:今は中1ですね。

 

J:クソだまり野郎ですよね(笑)※ここは、イサキくんのinsta《@bboy_isaki》をチェック!!!

アタシ、子供が好きなので、木曜日にAスタでMARくんがレッスンやってて、アタシがBスタでレッスン終わってから、MARくんの子供達と話すのが楽しい。ダンスの話するのも楽しいんだけど、他の話をするのも楽しいんだよね。

 

M:俺もレッスン後に子供達と話す時間が本当に楽しいと思ってます。

 

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J:ママ達待ってるのにね!!(笑)でも、そういう時間っていいよね~!

レッスン終わったあとに顔を見ると、悔しそうな顔して帰る子もいるし、ごまかすような子もいるし、それは大人も子供もね。生徒さんって面白いよね!!この「面白い」は褒め言葉でね。子供って、結構冷静だしね。MARくんと同じ時間帯でレッスンしているから、そこからアタシもお友達が増えたので、凄い嬉しい。

アタシ、あんまりダンサーはフォローしないんだけど、MARくんの生徒とかは結構フォローしてるんだよね。

MARくんが手塩にかけて育てたTAISUKEが出てたRed Bull BC_Oneの映像を皆で宇田川で見たのも楽しかったなぁ。イサキ君が「僕も頑張りたい!」っていうのが、なんか、いいな~って思った。アタシは昔からBREAKIN’が好きなんですけど、BREAKIN’はリアルHIPHOPだと思ってるので。HIPHOP文化だしね。本当に昔は、フリースタイルセッションとかも一人で見に行ったりとかして、Tシャツだけ記念で買って帰ったりね(笑)一人だよ!!(笑)

今ほどみんなオシャレじゃなかったし、同じような服や靴を履いて、年配の方も多くて、CITTAの中でいっぱいサークル作ってて、面白いなぁと思って、その輪っかを後ろから覗いたりしてね。BREAKIN’って本当に大事ですよね!!もちろんどんなジャンルも大事なんだけど、「俺はHIPHOPだ!」って言うならば、もちろんBREAKIN’は知って欲しいなって思う。なんか、特殊な修行のような、、、

 

M:そうですね!!ストイックさが凄く出るジャンルですよね。

 

J:入りづらいのはあるかもしれないけどね。

全くやった事ないけど、BREAKIN’やりたい!!っていう子も来たりする??

M:はい!もちろんいます。そういう子が来てくれた時は、その子に合ったレベルの事を教えるようにしています。

BREAKIN’って、結構レベルの違いが凄く出ちゃうんですよ。10年以上通ってくれている子と、初めて来た子とではかなり差があるんですけど、みんながその1日のレッスンで ”何か” 持ち帰ってくれたらいいなって思いでやっています。基本自体は10年やってても20年やってても、凄い大切なものは変わらないので、ベーシックな部分は一緒にやって、その後はその子に合ったレベルの事を個々で教えていくようにしています。

 

J:そっか、そう考えると、BREAKIN’を教えるって、本当に大変なクラスなんだね。

気を抜いてればいつでも怪我に繋がるしね。

BREAKIN’のレッスンのやり方ってあんまり考えた事なかったなぁ。

 

M:HIPHOPとかとはちょっと違いますよね。HIPHOPは、先生がずっと前に立って鏡に向かってずっと前に向かって踊る。BREAKIN’は、自分の中での個性を伸ばしていきたいから、その子に合った事を伸ばしていってあげれるように、途中からは一人づつメニューを変えてその子の所へ行って直接教えるようにしています。

 

J:MARくんはなぜBREAKIN’をやりたいと思ったの?

ダンスの経歴も聞かせてもらえるかな??

 

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M:まず、中3の頃に、クラスのヤンキーがランニングマンしてたんですよ。

当時、田舎過ぎて、そんなステップテレビでしか見た事なかったから、生でダンスを見れるなんて思ってなかったので、それに感動して直接教えてもらったんです。そのランニングマンが凄く楽しかったんですよ!それがダンスに入ったきったけです。当時、ダンス甲子園が流行ってたので、その影響も大きいですね。地元が長崎の佐世保なんですけど、そこにダンスチームが何チームもいたんですよ。流行りすぎて、大会がその市だけで出来るくらいになってました。そのあと、ブームが去って、チームも無くなってきて、生き残りのチームが残ったんです。自分はその当時はBREAKIN’をまだやってなかったんですけど、BREAKIN’をやっている先輩達がキャーキャー言われているのを見て、羨ましくて始めたんです。始めた1回目の練習がとにかく凄く楽しくて。夜、外で練習しているのが本当に楽しかった。そこでBREAKIN’の楽しさを知りましたね。それが18歳の時です。それまでは、HIPHOPとLOCKIN’をやってました。練習場所にダンスを習いたい子が来たりもしてたんですが、なかなか続ける子がいなくて、「これじゃ地元のダンスが活性化されない!!」って思って、週に1回しっかり教えよう!と思ってレッスンを始めました。

 

J:ダンススタジオがあったの??

 

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M:いや、その当時は施設を借りてやってました。

ちゃんとしっかり見てあげられる時間を作ろうと思って。

 

J:きちんと地元を大事にしてて素敵だね。最初に育てた子とか、いっぱいいるんだろうね。趣味で始めた子や辞めてった子もいただろうし。MARくんは今まで色んな子を育てて来たんだろうね。TAISUKEやTOSHIKIみたいにビックになった子もいるし。私がテレビでダンスを始めた時にはもう出てましたもんね、子供達と一緒に。

 

M:その当時はキッズダンスという文化が無かったんですよ。

子供が踊るっていうのがなくて、キッズダンスって言葉も無かった。

 

J:そうだよね!ここ何年かだよね。キッズダンスって言葉が広まったのは。

 

M:結局、地元で一緒にやってた仲間がいなくなって、自分一人になったときにディライトマガジンに出会ったんです。その雑誌に凄く感動したんですよ。当時本当にダンスが大好きで、こんな雑誌あるんだ!と思って。ページがボロボロになるくらい何度も読んだんですよね。で、ただ漠然と「ここに載りたい!!」と思ったんです。その為には、コンテストに出て有名になれたら載れるかも!?と思って、TAISUKEとTOSHIKIに無理矢理BREAKIN’を教えて、一緒に出ようと思った。それがきっかけで3人で踊るようになったんです。

 

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J:ディライトマガジンが廃刊になった時は私も本当に悲しかった。イベントで優勝した人が表紙とか、レジェンドのダンサーが表紙になったりね。その雑誌を手にするのが難しいくらい、みんなが持ってってたからね。全巻並ぶのがステイタスみたいな所もあったかな。

 

M:俺は目標がそこにあったから、ディライトマガジンが無かったら、今の自分は無いかも。大きいバトルで3人で優勝した事があって、結果、表紙になった事もあったんです。他にもJAPAN DANCE DELIGHTにも出るようになって載せてもらったりもして。そのときに一つ夢が叶った瞬間でもあったから、凄く感謝している雑誌です。

 

J:今はWebがあるので、ぜひチェックして欲しいですね。

ディライトマガジン=ダンスが好きな人たちがやっている雑誌って感じだよね。

※ディライトマガジンは、今現在はWebにて情報を掲載しています。ぜひチェックしてください。

http://www.dancedelight.net/

実は、アタシも初めてランニングマンを踊ったんですよ。ランニングマンって、凄く魅力のあるステップ。本当に難しいし、なかなか極める事のできない不思議なステップなんだよね。

 

M:そうなんですよ。だからリトルクラスでも、初めて教えるステップはランニングマン。極めるには時間がかかるけど、形にするのは結構早かったりするので「ダンスが出来た!」というのが分かりやすいステップな気がする。そこで楽しさを知って、そこから続けてくれる子が多いんです。

 

J:では次に、舞台の話もさせて頂きますね。5月にまた「蜘蛛の糸」https://danceworks.jp/event/lifeworks/26036/

の再演がありますね。MARくんの生徒さんが、シリアスなシーンでMAR先生がセリフを言うというのが新鮮だったと思うんです。MAR先生、演技が上手い!って書いているinstaとかを見て、子供達がコメントしてくれてる事がなんか自分も凄く嬉しかったんだよね。アタシはダンスじゃないミュージカルとかに出るようにしてるんですけど、JAZZダンサーのJuNGLEとして1アーティストとして出るようにしているんです。屈辱的な事ももちろんあるし、一人で泣く事もあるんですけど、、、この前の蜘蛛の糸に出たときに、MARくんはどのような気持ちでしたか??

 

M:初めて聞いた時はお芝居がメインで、セリフもあって、正直自分にできるのかなというのが一番不安だったんですけど、シュンさんが声をかけてくれた事が凄く嬉しかったし、PRISON WORKS(2015年DANCE WORKS発表会)の時に少し芝居をやらせてもらって、(※下のその時の動画がございます)その時にシュンさんやJuNGLEさんが色々教えてくださって、それが凄く楽しかった。そこからのオファーだったので、シュンさんがいて、JuNGLEさんがいるなら挑戦してみたいと思いました。でも、期待に応えられなかったらどうしよう、、、という葛藤はありましたね。

 

 

J:BREAKIN’のソロがあるわけではないし、踊りがメインではなかったけど、JAZZダンサーも多い中で、HIPHOPやBREAKIN’をやっているMARくんが参加するという面ではどう感じた??

 

M:もちろん、ダンスをずっとやってきたので踊りたかった気持ちもありましたが、舞台の話の流れをみて、自分はそこにいるべきではないなって理解出来たし、ストーリーも自分が好きな内容だったし、凄く重要な役をもらったので、それに専念する事だけを考えましたね。

 

J:アタシはストリートダンサーが大好きなので、ここのメンバーにMARくんがいる事は凄く嬉しかった。色々と大変な事があったけど、とにかく楽しかったよね。5月に再演するので、観た方はぜひもう1度、観てない方はぜひ!!観に来て欲しいですね。今後、アタシもWORKSで企画したいイベントがちょっとあるんですけど、MARくんの今後の活動もぜひ聞かしてもらえますか?

 

M:今、ワークスキッズ校の校長先生という立場をやらせて頂いているのですが、今年も3月に発表会があるんですけど、この舞台が、本当に毎年子供達の成長を感じられる舞台なんですよね。俺、人前で涙を流す事って滅多に無いんですけど、この発表会だけはどうしても毎年泣いてしまうんです。。。(笑)毎年泣いた後に凄い後悔するんですけど、、、やっぱり子供達の頑張りと、終わったあとの笑顔を見ると涙が止まらなくなってしまって泣いちゃうんですよね。。っていうくらい毎年感動がかなり大きいんです!!自分の中でも、年に1回のこの舞台は凄く大事にしている大イベントですね。

 

J:今年こそは観に行きたいな~。アタシも企画したい事が色々あって、今年スタートするプロジェクトもここ大好きなWORKSでぜひやりたいと思っているので、またMARくんにもぜひ協力してもらいたいなって思ってます。

スタッフ:突然ですが、お二人が初めて会ったきっかけはいつですか??

 

M:12年前かな??S.Iだった頃の発表会で、俺はクラスを持ったばかりで生徒もまだ4人くらいしかいなくて、(CHUN、カナト、YOSHIKIなど、今のCool crewのメンバー)のときに作品をぜひ出して欲しい!と社長に言われたのですが、さすがに今はまだ無理!と断ったんですけど、キッズのナンバーをどうしても入れたいから頼むから出して欲しい!と熱く言われて、社長に恩もあったし、頑張ってみようかなぁと思って生徒達に話をしたら、子供達が「先生が一緒に出てくれるなら自分達も出たい!」って言ってくれたんですよ。それをJuNGLEさんが見てくれて、感想を言ってくれたんですよね。

 

J:あの作品凄い覚えてる。実はアタシ、あの作品を見て感動して泣いたんだよね。今ほどキッズがいなかったから、こんなに凄い子供がいるんだ!って思って。みんな踊りが上手くてビックリした!!アタシ、MARくんの音のセンスも大好き。HIPHOPカルチャーが好きな選曲だなぁっていつも思う。ダンスに音楽って凄く大事だからね。

 

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M:その当時は始めたばっかりだったから、魅せれる構成がほとんどなくて、なかなかゴールに辿り着かなかった。このままじゃ間に合わないかもと思うくらい作品が進まなくて、凄く苦労したナンバーだったからこそ、終わったあとに、JuNGLEさんが嬉しい感想を言ってくれた事が凄く嬉しかったんですよね。

 

J:だって、凄い覚えてるもん!!衣装とかも覚えてるし。

 

M:その中のCHUNっていうメンバーが、今はもう大学も卒業してるくらい大人になってる子なんですが、当時、生徒の子達にクリスマスプレゼントとかを俺からあげたりしてたんですね。そんなCHUNが大人になってから、その恩返しって言って、毎年俺の子供にクリスマスプレゼントを送ってくれるんですよ。CHUNは今、俺の代講とかアシスタントとかしてくれてる大事な仲間です。

 

J:ダンスって、踊りだけじゃなくてそういう所があるのが凄くいいよね。

 

M:誕生日とかも、俺を連れてご飯に連れてってくれたりとかして。

 

J:へ~、感動だね~!!それは。。。子供って、本当にダンスが好きでやってるから、変な、イヤな空気がしないんだよね。高校野球やサッカーとかもそうだけど、子供達の踊りってただただダンスが好きで”本当のダンス”をしているからグッとくるよね。

 

M:この前WOD(WORLD OF DANCE)というロサンゼルスでの世界大会に出て来たんですけど、そこにもCHUNやKANATOには一緒に出てもらったんです。そうやってずっと一緒に長くやって来た子達と一緒に挑戦できた事も凄く嬉しかったですね。

 

J:やっぱり、私はMARくんがキッズの走りだと思うんだよね。キッズを育てるプロフェッショナルだと思ってる。それはダンサーの育て方としても、ダンスの愛、スキル、音楽、文化もちゃんと知ってる。しかも、キッズ文化が流行る前からやっている人で、今も沢山クラスを持ってて、こんなにも沢山の生徒さんがいるって事が本当に凄いなって思う!!人数が少ないときから、「いいから出せ!」と言ったWORKSの社長もダンスバカだと思うよね(笑)

でも、その一押しが無かったらもしかしたら作れなかったかもしれないしさ。

 

M:そのとき、自分も一緒に舞台に立ってたからなんですけど、初めてTAISUKEとTOSHIKIと舞台に立ったときと感覚が凄い似てたんですよ。がむしゃらに何も周りを見ず、とりあえず作品を創りたい!!皆で良いショーを創りたい!!って思って創ったもので、会場がどっと沸いた瞬間が本当に気持ちよかった。

 

J:それが結果だもんね。お客さんの声や泣いている表情とかね。何の表彰もされるわけでは無いんだけど、やっぱりライヴっていいよね~。MARくん、本日は色々なお話を聞かせていただきありがとうございました!!まずは、3月の発表会、頑張ってくださいね。楽しみにしています。

皆様、「JuNGLEの部屋」第2回目、楽しんで頂けましたでしょうか?

次回もお楽しみに~。という訳で、本日のゲストはMAR先生でした!!ありがとうございました。

 

M:ありがとうございました。

 

★ワークスキッズ発表会情報★

 

 

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