【PRISON WORKSリハーサルレポート】
▶︎囚人番号0924 『MAR』
ようこそPRISON WORKSへ。
捕われている囚人達の監視経過を報告する。
本日は囚人番号、0924番 MARの監獄へ…
ん?あれ??
サイズが、、、
小さいのは気のせいだろうか。。。
子供が牢獄に。。???
一瞬目を疑ったが、、、
凄い集中力を持った、小学1,2年生の子供たちがここにいた。。。
この囚人は、今までにたくさんの罪を犯してきた。
子供が好きすぎる罪
優しすぎる罪
キッズダンサーを育てるのが上手すぎる罪
作品の構成力が凄すぎる罪
話が面白すぎる罪
若干のナマリが可愛すぎる罪
手品で子供たちを楽しませる罪
気配りが凄すぎる罪
キッズのカリスマ罪 etc…
ここには書ききれないほど、あらゆる方面で罪を犯してきたかなりの常習犯だ。
本日もかなりの空気を作っていた。
子供たちの笑い声が聞こえてくると思いきや、
一人一人じっくり丁寧に指導し、
音がかかれば、かなり真剣な眼差しで踊る子供たち。
そして、
「先生!コンビニはいつ~??」と一人の子供が言い出した。
囚人MARはこう答える。
「あと30分、皆が集中したら行こう。」
もしかして、逃亡か!?
これは大変だ!!!
私一人でこのエネルギー溢れるメンバー全員の逃亡を食い止める事ができるのか!!!
ヤバい(><)見逃してしまった。。。
看守長に叱られる。。。
どうやって報告しよう。。
私は血の気が引いた。
・・・・・・・
と、そんな心配は必要無かった。
仲良く皆が戻ってきてホッとした。
どうやら、3時間のリハーサルをしっかりと集中させる為、”アイスタイム”を毎週設けているようだ。
さすがだ。
そして、練習再開。
技の練習にも余念が無い。
毎回そうだが、絶対にケガをさせてはいけない!!というMARの熱い思いが、子供と強く手を握る姿から伝わってくる。
看守長に呼び出され、
途中ではあったが、アイスタイムに一度集合をかけ、
本日の記録とする。
可愛すぎて癒され、危うく業務を忘れてしまいそうな空間だった。
なぜ牢獄にこんなにもたくさんの子供がいたのか!?
事実は、7/18,19の当日、明らかになる。
以上経過報告を終了する。
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今回は選ばれた20名の先生方が創り上げるPRISONWORKS。
あなたもこの罪を目撃しませんか?
ドンミシッ!!!
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